2025年10月28日火曜日

チェンマイニュース10月28日

 黒いチェンマイ!!

タイ王室は2025年10月25日午前1時58分、シリキット王太后陛下が崩御されたと発表しました。 享年93歳でした。 王室医師団の報告によると、王太后はこれまでチュラロンコン病院で療養を続けており、容体が悪化したため慎重な治療を受けていました。 しかし、10月24日(金)午後2時23分、同病院で静かに息を引き取られたということです。 24日付けの発表(ラーマ10世の名による)によれば、崩御に際し、国葬および弔問の詳細は追って発表される予定で、王室葬儀委員会が準備を進めるよう指示が出されています。 また、国民に対しては哀悼の意を表し、追悼行事の実施については改めて告知される見通しです。
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このシリキット王太后陛下が崩御されたことで、1年間喪に服すということが政府から発表されました。
来月頭から、ジーペン祭りで盛り上がろうとしていた矢先・・・。どんどん、派手な飾りがチェンマイ市内を華やかに飾り始めていた矢先にこの訃報・・・。飾りがどんどん白黒に色を変えております。
公務員は一年間黒い服で仕事をしなくてはいけなくて、今日も社会保障局にいったら、職員全員黒尽くめでした。
そして、街には黒の服が大量に売られていて、売れているのです。
崩御特需・・・となれば、商売根性たくましい人が、出てくる出てくる。そして、ぼったくり商法が出てきており、取締の対象になっています。捕まれば、最長で懲役7年、罰金14万バーツです。
これ、前ラーマ9世が崩御されたときも、こんな感じでした。在位70年の時も、黄色のシャツがバカ売れ、普通80バーツぐらいのものが、250バーツ。流石です。
ところで、喪に服するのが一年。となると、先程も書きました。ジーペン祭り(ローイクラトン)、そして、カウントダウン、年末・年始に毎年各地でひらかれる、庶民の楽しみ、”冬祭り”がおそらく中止、もしくはかなりの小規模になると思われます。とにかく、派手な照明や大きな音は完全に駄目なので、静かな年末年始になるかと思います。
タレント、エンターテイナーにとっては稼ぎどきだったのが、次々に仕事がキャンセル。厳しい年末になるんでしょうね。
ただ、観光客向けのランタン祭りは多分開かれると思うのですが・・・。どうなんでしょうか?
年末、年始、タイ観光を楽しみにされていた方にはちょっと、寂しいタイになっちゃうでしょう。
せっかく復活しかかってきた経済が、また落ち込まなければいいのに・・・。

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