2025年5月12日月曜日

5月12日チェンマイニュース

 チェディルアン寺で30トンの野菜無料配布!!

 国家不正防止委員会がウィサーカヴィーシャの日にたくさんの野菜を奉納しました。信仰心のある人からの奉納で無料でもらいに行けます。そして、生産者が今直面している卸価格の下落問題を知ってほしいという意味もあります。
ししとう、獅子唐辛子、緑唐辛子、赤唐辛子、かぼちゃ、キャベツ、きゅうり、その他新鮮な野菜が山程あります。
夜明け前から、ボランティアの人やお坊さん、少年僧が小さな袋に袋詰しました。


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タイは仏事になるとこのような寄付、そして、無料配布というのが多く見かけられます。
菜食週間の時は、菜食協会による、菜食の食事無料配布とか・・・。
今、未だあるのか知りませんが、その菜食協会がやっていたレストランがおかずは無料、ご飯は一皿5バーツ、でも、自分の使った食器やスプーン等は食事後自分で洗うというシステムだったんですね。2回ほど行きましたが、美味しかったです。
この国家不正防止委員会というは、私初耳で、日本の公正取引委員会のようなものなんでしょうか?
タイの政治については全然知らないので、これから勉強していきたいと思っています。

また、こういう大量の物資を救援目的や仏事の奉納などの場合でてくるのが、軍隊。
タイの軍隊はどういうシステムになっているのか、とにかく、何かあったときの動きが早いです。

話を元に戻しますが、この奉納・・・。タイ仏教が国民に染み込んでいるのだなぁと感心します。
お金持ちがすすんで奉納をする。それは、困っている人のため、人道的な観点というのも、ありますが、一番は来世も自分がお金持ちに生まれますようにとか、自分の来世を思ってなんですね。
人に施すことに寄って、徳が積める、徳を積めば積むほど、来世いい人生を生きられる。もしくは、前世のカルマ(業、悪行)を取り消すことが出来る。そんな小乗仏教の教えが染み付いているんですね。

だから親切が決して恩着せがましくなることがないんです。
親切にさせてもらって、徳を積ませてもらった、ありがたいとなるからです。
この考え方は私は個人的に大好きなんですね。

日本にも昔はこういう考え方があったような・・・。だから、” 情は人の為ならず ” という諺があるんだろうと思うんです。

タイでこういう場面に出くわすと、なぜか私まで心がホクホクします。

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