プーサーン警察とテーン警察が逮捕!
プーサーン警察テーン警察は、偽札を使ってパヤオ県のジュン郡、チェンカム郡、プーサーン郡、さらにチェンラーイ県市内のいろいろなお店で買い物をしていた容疑者2人を待ち伏せして逮捕しました。捜査員は4日に渡って、容疑者の足取りを追跡し、追跡捜査の末、チェンラーイ県ホンガーウ地区で容疑者らを発見しました。
容疑者らはバンコク市内のバーで偽札20枚を3,000バーツで買って持ち帰り、多くのお店で使って被害をもたらしました。
---------------------------------------
景気が悪いからか、最近偽札の被害が増えているようです。チェンマイ、チェンラーイはど北部だけでも今年の8月~9月のわずか2ヶ月で50枚の偽札が発見されました。
最近はかなり精巧になっているらしく、かなり気をつけないと駄目だと言われています。
騙されても、誰も補償してくれないし。
偽札を貰った人は、警察に届け出る義務があるので、運悪く偽札を掴まされた場合は使いまわしてはダメで、警察に行かなくてはならないんですね。
偽札に関する刑罰は以下のとおりです。
騙されても、誰も補償してくれないし。
偽札を貰った人は、警察に届け出る義務があるので、運悪く偽札を掴まされた場合は使いまわしてはダメで、警察に行かなくてはならないんですね。
偽札に関する刑罰は以下のとおりです。
*使用者:偽札を使った場合、最高懲役10年または2万バーツの罰金、あるいはその両方が科されます。
偽札の見分け方をまとめてみました。参考にしてください。
*製造者・流通者:タイ刑法ではさらに重罪とされ、長期の懲役刑が科される可能性が高いです。偽札製造は国家の信用を損なう重大犯罪とみなされます。
偽札の見分け方をまとめてみました。参考にしてください。
20バーツ(緑色)
素材:ポリマー(2022年から導入)
特徴:透明な窓に「20」の数字が浮かび上がる。傾けると色が変わる特殊インク。
触感:プラスチック特有のツルツル感。
50バーツ(青色)
素材:ポリマー(2025年から新札流通開始)
特徴:透明窓に「50」の数字。変色インクで角度によって色が変化。
追加機能:視覚障害者向けの凸版印刷(点字のような斜線)。
100バーツ(赤色)
素材:ポリマー(2025年から新札流通開始)
特徴:透明窓に「100」の数字。ホログラムや変色インク。
触感:紙幣の両端に識別用の斜線が浮き出ている。
500バーツ(紫色)
素材:従来の紙製(まだポリマー化されていない)
特徴:銀色の箔模様、縦のセキュリティスレッドに「500」の文字。
透かし:国王の肖像が鮮明に見える。
1000バーツ(茶色)
素材:従来の紙製
特徴:金色のセキュリティスレッド(橋のデザイン部分を通る)。光にかざすと「1000」の文字が浮かぶ。
透かし:国王の肖像の透かし。紙質は厚めで丈夫。
-------------------------------------------------------
偽札を見分ける基本は”光にかざす、触る、傾ける”の3ステップとなっています。
透かしやホログラム、紙質の違いを確認することで、偽物を見抜けます。
3ステップの方法を解説しておきますね。
3ステップの方法を解説しておきますね。
1. 光にかざす(透かし・破線)
・本物の紙幣は光にかざすと、国王の肖像の透かしが鮮明に見えます。
・1,000バーツ札の場合、縦に伸びる破線に「1000」の文字が浮かび上がります。偽札にはこの刻印がありません。
2. 触って確かめる(紙質・エンボス)
・本物は特殊な紙質で、少しザラつきがあり丈夫。
・数字や文字の一部はエンボス加工されていて、指で触ると浮き出ている感触があります。
3. 傾けて見る(ホログラム・色変化)
・本物の紙幣にはホログラムや色が変わるインクが使われています。角度を変えると模様や数字が光って見えます。
・偽札は印刷だけで、光の反射や色変化がありません
-----------------------------
いずれは、こういう物理的貨幣がなくなって、すべてデジタル通貨になると思われますが、それまでは本当要注意ですね。




0 件のコメント:
コメントを投稿