2025年12月4日木曜日

チェンマイニュース12月4日

称賛!

ナイトバザールの衣料品店の店主が、アメリカ人観光客の落とし物のバッグを拾い、パスポートや現金など中身をすべて返却しました。観光客に安心と信頼を与え、「安全な街チェンマイ」という政策を後押ししました。
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え!称賛されるの?って、つい思ってしまいました。忘れ物、落とし物を、警察に届ける。これだけでこんなニュースになるなんて・・・。タイだからか・・・。と思ってしまいました。
日本なら当たり前で、警察の”遺失物センター”や駅の”落とし物窓口”など制度として社会に存在しますし、落とし物を拾ったら、警察や落とし物窓口に届けるという教育が子供の頃から浸透しているので、何の違和感もなく届けますよね。逆に落とし物を拾って自分のものにしちゃうことには罪悪感を感じます。
タイでは、まず落とし物を届けるという制度がない。窓口がないんです。じゃあ、拾得物をどこに届ければいいか、ちょっとまとめてみました。仏の国だから、そういう教育はしなくていいのか・・・。ってことはありません、落とし物が返ってくるのは稀ですから・・・。

拾った場所・状況 届け先 備考
*ショッピングモール・デパート インフォメーションカウンター / 警備員 施設管理者が持ち主を探す。比較的安心。

*鉄道(国鉄・都市鉄道) 車掌 / 駅の窓口 公共交通機関は責任を持って対応。返却率高め。

*バス 運転手 / バスターミナルの案内所 小規模だと運転手に直接渡すのが一般的。

*空港 Lost & Found窓口 / 空港警備 空港は制度が整備されており、返却の可能性が高い。

*市場・ナイトバザール 市場管理事務所 / 警備員 / 観光警察 善意の人が届けるケースが多い。観光警察は外国人対応に慣れている。

*路上・公共スペース 近くの警備員 / 最寄りの警察署 現金やパスポートなど重要品は警察へ。

*ホテル フロント / ハウスキーピング 宿泊者のものはホテルが責任を持って保管・返却。

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今回のアメリカ人観光客はラッキーだと思います。
チェンマイを安心安全な街にしようという政策はあるんですが、落とし物センターの設置という発想まではまだ行き着いてないので・・・。
”落とし物が返ってくるか、返ってこないかは、貴方の運次第です!!”



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