チェンマイニュース9月7日

 地獄の休日!!

ランナー暦12月の満月の日、地獄から解き放たれた霊魂たちが人間界へ戻ってくるランナーの人はそれを”12月満月祭”と呼びます。

ランナー暦での12月は今の9月にあたり、今年は9月7日が”12月満月祭”になります。

この日は先祖や亡くなった人々が、地獄から解き放たれ、人間界の人々と再会するために戻ってくると信じられています。ですので、ランナー暦12月の満月の日の前に人々は地獄から戻って来る先祖や親戚、兄弟を追善供養するために準備をし、功徳を彼らに分け与え苦悩を和らげようとするのです。
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こんなお祭りがあるのを今日知りました。お祭というか、日本のお盆のような感覚ですよね。どこかで大きなイベントがあるとかではないです。
これは仏教行事ではなく、ランナー王朝時代からのランナーの文化、精霊信仰とも言えるものですね。
昨日、スーパーセンターBIGCに行ったら、ガイヤーン1羽が沢山売り出されていました。それと、金、赤の装飾品。きっと、なにか中国関係のお祭りがあるのかと思っていたら、ランナーのお祭りだったんですね。
でも、このお祭りの面白いところは、地獄に落ちた人が帰ってくるというところ・・・。徳を積んでいて、天国に行った人は帰ってこないんです。そこが、日本のお盆と違うところですね。
地獄に落ちた人の苦しみがやわらぐように、現世で生きている人が徳を分けるというもの・・・。
誰がこんなの考えだしたんでしょう？
ですから、”地獄が静まり返る日”とも言われているんです。
最初は地獄の鬼とかがやってきて、悪い事してる奴らを、戒めに来るのかと思ってましたら、全然違ってました。
地獄から現世に里帰りが赦される日なので、”地獄が静まり返る日”まるでタイ正月のバンコクのようですね！（笑）