2025年10月22日水曜日

チェンマイニュース10月22日

美しさの極み!!

皆で古拙ロークモーリー寺にジーペンの灯籠を吊るしに行きましょう!チェンマイ市内にある雰囲気の良い古拙”ワット・ロークモーリー”で仏様に手を合わせ、愛の象徴として知られるプラナーン・ジラプラパ・マハーデウィー王妃から祝福をいただきましょう。今年のジーペン祭りでは、是非一緒に徳を積みに来てくださいね。
今年のジーペン祭りは、光、色、音の演出がフルスケールで展開されます!!
市内の装飾が始まり、目玉はターペー通りに設置される高さ13メートルの光のアーチです。
イルミネーションは全力で施され、今年はオーロラ風のレーザー演出も登場します。
装飾担当チームは毎日作業を進めており、20:00から24:00は一部通行止めになるので、この辺りを通る予定の方は走るルートにご注意下さい。
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以前は、チェンマイ語でローイクラトンをジーペンと呼ぶのだと思っていましたが、実はジーペンはチェンマイがランナー王朝時代からのオリジナルのお祭り。ローイクラトンはアユタヤ王朝時代から(その前からとの話もあります)のタイのお祭りだったんですね。どちらも、同じ時期に開催されるので、タイに統合されたチェンマイでは両方の祭りを融合したハイブリッドなお祭りになっているんです。

今やランタンを空に放つお祭りが有名になったチェンマイですが、これはランナー王朝時代から行われているジーペン祭りなんですね。今は観光化されて、派手になってますが、実はお寺に灯籠を吊るしに行く、もしくは、コムローイという空に飛ばす提灯を家の前から飛ばすという、静かなお祭りだったそうです。
簡単にそれぞれのお祭りを比較してみました。是非御覧ください。

🏮ジーペン祭り(イーペン祭り)とは?
起源: タイ北部のランナー王国の伝統行事。
意味: 空に向かって祈りを捧げ、厄を手放す儀式。
象徴: スカイランタン(コムローイ)を夜空に放つことで、仏陀への敬意と個人の厄払いを表現。
開催地: 主にチェンマイなど北部で盛大に行われる。
言語的背景: “イーペン”は北タイ語で「12月(旧暦)」を意味します。
つまり、空に祈る祭り。幻想的なランタンの光が天に昇る様子は、まさに「願いを空に託す」瞬間です。
🌊ローイクラトン祭りとは?
起源: タイ全土で行われる水の祭り。
意味: 川の神様(プラ・メー・コンカー)への感謝と、自らの穢れを水に流す儀式。
象徴: 花やろうそくで飾ったクラトン(灯籠)を川に流す。
開催地: 全国各地。チェンマイではピン川が舞台。
語源: “ロイ”=流す、“クラトン”=灯籠。
つまり、水に感謝する祭り。灯籠が川面に浮かぶ様子は、まるで水上の天の川のようです。

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