チェンマイニュース12月21日

 ホームレス大量摘発！

チェンマイ当局はターペー通り、ロイクロ通り、チェンマイ門周辺で巡回調査を実施し、ホームレスの大人28人児童を8人を発見。騒乱行為や不法滞在、外国人・タイ人による物乞いなどの容疑で法的手続きに送致しました。
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タイでは2559年（西暦2016年）に物乞い取締法が制定されました。刑罰は最長で5年の禁固刑、または最大5万バーツの罰金となっています。
ただ、それでも物乞いがなくならないのは、罰金の5万バーツよりも収入が多いからなんですよね。
とくに、年末のハイシーズンは物乞いが増えるんです。ホームレスってニュースでは書かれていますが、本当に家を失って路上生活している人は一部のようで、今回摘発されたのは殆どが商売として物乞いをしてたようです。
タイは仏教の教えがかなり浸透しており、人に施すこと、困っている人に手を差し伸べることは、徳を積むことになり、来世良い人生が送れると信じられているので、この手の商売が成り立ってしまうんです。
西暦2024年のバンコク都庁の調査では1,271人が確認されています。
今回のような調査で摘発されると、国営の保護施設に送られ、生活支援や職業訓練を受けることがあるのですが、そこを出てもまた物乞いしている人が多いそうです。2024年の統計では保護した331人中149人が再び物乞いをしているとの報告もあります。
再発防止のためタイ国は物乞いにお金をあげないようにと協力を求めています。チェンマイにお越しの際に物乞いに出会っても何も上げないでくださいね。