2025年7月11日金曜日

チェンマイニュース7月11日

 タイ名を考えて!

とても見つけるのが難しい”Heterostemma brownii Hayata”という植物がみつかりました。地球史上から失くなって113年になります。それが再びタイの地上にもう一度現れたのです!
チェンライの森の中の青々とした土の真ん中のモスグリーンのカーペットからエレガントにヒョッコリ現れました。
以前、台湾、中国、ベトナムで仏暦2449年(西暦1906年)に発見されたきり、世界の植物史から100年近くも発見されなかったのです。
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またまた、稀少種発見のニュース。前回は蟹でしたが・・・。 113年も見つかってなかったものが、復活!って・・・。
すごい話ですよね。まさか地球の環境が113年前の環境に近づいてきてるなんてことはないだろうけど・・・。
新種とか希少種発見のニュースを見てまず思うのは、よく気づいたなぁって・・・。これが新種だとか、希少種だとか、なんでわかったんだろうって・・・。普通なら、あ、なんか咲いてるとかで終わるだろうに。蟹や蛇、亀で色が普通じゃないというのはわかりやすいけど、植物で、これは見たことがないとか、見なくなってしまったやつだとか、知識が相当ないとわからないですよね。この発見した人凄いと思います。
また、ちょっと不思議だったのが、この植物の最後についているHAYATA。で、調べてみたら、この植物が最初に発見されたのが1906年。台湾で 早田博士(本の植物分類学の基礎を築いた一人)の同僚であった川上瀧彌(かわかみ たきや)氏森丑之助(もり うしのすけ)氏が、台湾の最南端、恒春(こうしゅん)半島でこの植物の標本を採集したのだそうです。
その後1912年に
早田博士が編纂した台湾の植物に関する金字塔的著作**『台湾植物図譜 (Icones Plantarum Formosanarum)』の第2巻にて、Heterostemma brownii という名前で正式に発表したので、名前の最後にHayataがついたのだそうです。
なんか、植物学会では命名した人の名前を学名の最後につけるのが世界共通ルールだとのことでした。
 
そのうち、恐竜が見つかるかもしれませんね!(笑)私はそれより宇宙人を発見してほしいですが・・・。 

 

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