大麻自由化撤回!
タイ政府は大麻の自由化を撤回しました。チェンマイには800店を超える大麻販売店があり、梯子を外された状況になり身の振り方にシリアスになっており、影響が少なくなるように政府に請願したりと今後の対応に追われています。
事業者は開店のために店舗を借りたり、従業員を雇ったり、たくさんの商品のストックなどに投資をしているのですから。
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2022年の6月に、大麻販売が自由化されました。その際に、詳細な条項が作られなかったので、観光客相手やタイ人相手に医療利用目的だけでなく、娯楽目的で販売するお店が急増しました。ただ2023年の選挙で今の政府が誕生する際に、”タイ貢献党”の公約として「大麻は医療目的に限定し、娯楽目的の使用は再び禁止する」と掲げていたので、突然の方針転換ではないのです。当初は今の政権が大麻の自由化を訴えてきた”タイの誇り党”との連立政権だったので、大麻の禁止は出来なかったのですが、”タイの誇り党”が連立から離脱したことで、現政権で大麻が再び第5種麻薬に指定されました。
法律はまだなのですが、保健省の省令として急遽発せられ、医療目的以外の所持、使用、販売は一切禁止です。法律はこれから国会で審議制定される予定です。いずれにせよ、大麻は違法になりましたので、観光でタイに来られた方はご注意下さい。
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